20211009

10/8

誰もいない道で、マスクをずらして夜の空気の匂いを嗅いだら多幸感がすごくて、五感のひとつが制御されるだけで、心の、豊かさとか幸せを感じる部分がもぎ取られてるような気持ちになった。ので思い切り嗅いだ。
太陽の要素がすっかり消えて、埃が静まり返ったような夜の匂いは、本当に病みつきになる。
朝の方が体にいいのは分かってるけど、悪い人に惹かれるような、タナトスに憧れる?若者?のような?ジャンクフードのような、危険さが魅力です。
夜は、私にとって、魅力的です。翻訳?

しばらくヤクをキメてたら、何も考えなくなって、何も書きたい作りたいと思わなくなって、それがこわくて、頭も働かないしで、最近やっと少しずつやめてるんだけど、何も作りたくなくなった話を、薬に詳しい人にしたら「それは、満たされてるって、ことなんですよね」って言われて、えーとうーんとぜんぜんちがうよーって思ったけど、わざわざ相手がそう思ってそう言いたいってことを否定することもないなと思ったから「なーるーほーどー」って言った。
すっごい距離が近くてお互い大好きで、誤差なく理解し合いたいって思う間柄なら否定するけど、ほどよい距離感の人に躍起になることもないと思える程度に大人な自分もいる。まあ、こう見えても年齢はちゃんと大人なんでね。大人かあ。

わたくし志茂田景樹化計画をやってまして、派手な色の服を着るように心がけてるんですね、最近。ちなみに薬のせいで、10キロ太って人生最高体重でやらせてもらってるんですけど、でも派手な色の服着たら、もうそんなのどうでもよくなる。人間を超越して派手な生命体になれるよ!クロックス=ダサいと思ってたけどもはや今はあれにいっぱいバッジみたいな?やつつけて履きたいです!
人間って変われるんだな〜、数年前まではおしゃれを憎んでたのに、今は普通にちゃんと服のこと愛せてるもの。着こなして楽しんでるかというとまだそこまで行ってないけど、どんなことでも、こじれてるのをまっすぐにしたい!と思い続けたら素直な人間になれるんだな。おばあちゃんになっても素直でいたいな。近所の人から素直のおばあちゃんって呼ばれたい。それでみんなでトランプとかするの。

たまに絶望の気持ちになっても頭の中つねにうるさく散らかってて手を伸ばして拾ったものてきとうにつなげて文章にしたり、何らかにするほうが楽しいなやっぱり。楽しいし、生きてる実感がある。強く。人と関わる楽しさとはまた別の楽しさ。頭の中が砂漠みたいになった状態でここ数ヶ月生活してたけど、本当に無だった。放り出されて、不安だけど不安すら感じないみたいな。でもその状態が普通だって言われるなら、ずっと異常でいたい。一生異常で素直がいいです!

20210818

8/18

 夜に道路を歩いていると、駅前以外は人がぜんぜんいなくて、この世界には自分しか生きてないのかも(あと無人自動車)と思えてくる。同じような気持ちになってる人が世界中にいるとしたら、その人たちの分だけ、それぞれの並行世界が生まれる。それぞれの地球があって、それぞれの宇宙があって、その中でぽつんと、自分しかいない、とそれぞれが思う。人間はたくさんいるはずなのに、なぜかひとりぼっちが無数に存在している不思議。それぞれが別の地球の誰かのことを思いながら、ただ歩く。もしかすると、同じ道路を、同じ時間に歩いているかもしれない。でも別の地球だから、決して交わることはない。いつか分裂した大量の地球(と宇宙)がひとつになって、誰かと出会える日が来るといいね。もうその頃には小さなズレがずいぶんと大きくなっていて、言語やコミュニケーションの仕方が違っていたり、人間と定義する生き物の見た目がまったくの別物になっているかもしれないけど、遺伝子に受け継がれた、誰かと並んで歩きたい気持ちが同じなら、お互いがわけのわからない生き物と無言で寄り添って歩くことを良しとするかもしれない。

20210605

6/5

世界中の人々がマスクを着けてるだなんて、稚拙なSF小説じゃあるまいし。夢か現実か確かめるために、ほっぺをつねる人って、本当にいるのかな、と思いながらほっぺをつねる。あんまり痛くない。やっぱ夢か。


3がつはうつだった。4がつもうつだった。5がつもうつだった。6がつはちょっと元気がでてきたところ。でも天気は悪い。2がつに病院に行ったら「中度〜重度のうつですね。」と言われた。でも、自分の感覚としては、元気があるうちに病院に行っておこう、という感じだったので、これまでの人生ずっと重度のうつだったんかい!とつっこみました。両手首、両足首に、それぞれ10kgずつのおもりをつけて生きてきたようだまるで。返信していないメールのことを考えると、心にも10kgのおもりが増える。別に責められちゃいないけど、失礼なことは確か。はあ。ため息の音を添付して送信したい。iPhoneから送信


うつ、かわいくないから、うちゅって言おうかな。いちゅもわりとうちゅぎみでちゅ!むかちからまんちぇいてきによくうちゅじょうたいでちゅ!かわいい。かわいいか?


明るい性格だけど、元気はない。でも明るい。


人の夢の話くらいどうでもいい、って比喩があるけど、どうでもいいかどうかは夢の内容による、と思っている。人の夢の話って結構面白いこと多くない?映像にして見せてほしい。VRで。


人の家でぼーっと本棚を見ていたら、頭の中を勝手に覗いてるような気持ちになって、どきどきしてしまった。本棚って、その人を構成する思考や嗜好(踏めた)が凝縮されてて、脳みたいだから、許されるなら、いろんな人の本棚を見てみたい。まあ見たところで別に何ってこともなく、へえ〜、ほう〜、はいはいなるほどね〜って思うだけだけど。


プール行きたいねって話してるけど、行けないことはみんな分かってる。塩素の匂いや、小さなタイルを踏む足裏の感触、耳の穴に水が入って眼球の裏までひんやりする瞬間、壁や天井にうつる水面の影、くもったゴーグル、しわしわになった指、細部まで想像する。プール行きたいね。想像力はコロナもうちゅも何もかもを超えるからね。


情報が正しいかどうかは、わからない。わからない中で、自分の違和感を信じて選んだり決めたりしなきゃいけない。テレビやネットで言ってること、えらい人や専門家が言ってることも正しくないことたくさんある。世の中金とか利権とかいろいろ絡んでるらしい。もしも、おいてけぼりのまま、いろんなことがどんどん決まっていったらどうすればいいの?海底に国でも作る?人類の進化はめざましいから、一代でえら呼吸できるようになる?大口開けて、プランクトン摂取しながら生きる?


そういえば自分いまなんさいだっけ?と考えて、あれ?となる段階についに入った。どうでもいいんだよね、年齢とか。訊かれたり言ったりする機会もないし。子供の部分も大人の部分もあるし。ついでに性別もいらない。男でもない、女でもない、ただの人間、ただの自分です。


猫背になって、手を使わずに曲がったストローをくわえる。氷が溶けて薄くなったパイナップルジュースをちびちび吸いつつ、窓の外に目をやると、強い日差しの中、スーツを着たサラリーマンがハンカチで額の汗をぬぐいながら、顔をしかめて歩いている。本屋にでも行こうかな、でも外暑そうだな、やだな〜。店の奥のテレビをぼーっと見る。船越英一郎と美保純。暇そうな店主らしき人も、ぼーっとテレビを見ている。平和だな。グラスの結露がつつーと落ちた。これは想像。夏に喫茶店で涼む想像。コロナじゃない世界線で暮らす、嘘の日記を書こうかな。でも今と変わらず引きこもってたらやだな。