20210605

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世界中の人々がマスクを着けてるだなんて、稚拙なSF小説じゃあるまいし。夢か現実か確かめるために、ほっぺをつねる人って、本当にいるのかな、と思いながらほっぺをつねる。あんまり痛くない。やっぱ夢か。


3がつはうつだった。4がつもうつだった。5がつもうつだった。6がつはちょっと元気がでてきたところ。でも天気は悪い。2がつに病院に行ったら「中度〜重度のうつですね。」と言われた。でも、自分の感覚としては、元気があるうちに病院に行っておこう、という感じだったので、これまでの人生ずっと重度のうつだったんかい!とつっこみました。両手首、両足首に、それぞれ10kgずつのおもりをつけて生きてきたようだまるで。返信していないメールのことを考えると、心にも10kgのおもりが増える。別に責められちゃいないけど、失礼なことは確か。はあ。ため息の音を添付して送信したい。iPhoneから送信


うつ、かわいくないから、うちゅって言おうかな。いちゅもわりとうちゅぎみでちゅ!むかちからまんちぇいてきによくうちゅじょうたいでちゅ!かわいい。かわいいか?


明るい性格だけど、元気はない。でも明るい。


人の夢の話くらいどうでもいい、って比喩があるけど、どうでもいいかどうかは夢の内容による、と思っている。人の夢の話って結構面白いこと多くない?映像にして見せてほしい。VRで。


人の家でぼーっと本棚を見ていたら、頭の中を勝手に覗いてるような気持ちになって、どきどきしてしまった。本棚って、その人を構成する思考や嗜好(踏めた)が凝縮されてて、脳みたいだから、許されるなら、いろんな人の本棚を見てみたい。まあ見たところで別に何ってこともなく、へえ〜、ほう〜、はいはいなるほどね〜って思うだけだけど。


プール行きたいねって話してるけど、行けないことはみんな分かってる。塩素の匂いや、小さなタイルを踏む足裏の感触、耳の穴に水が入って眼球の裏までひんやりする瞬間、壁や天井にうつる水面の影、くもったゴーグル、しわしわになった指、細部まで想像する。プール行きたいね。想像力はコロナもうちゅも何もかもを超えるからね。


情報が正しいかどうかは、わからない。わからない中で、自分の違和感を信じて選んだり決めたりしなきゃいけない。テレビやネットで言ってること、えらい人や専門家が言ってることも正しくないことたくさんある。世の中金とか利権とかいろいろ絡んでるらしい。もしも、おいてけぼりのまま、いろんなことがどんどん決まっていったらどうすればいいの?海底に国でも作る?人類の進化はめざましいから、一代でえら呼吸できるようになる?大口開けて、プランクトン摂取しながら生きる?


そういえば自分いまなんさいだっけ?と考えて、あれ?となる段階についに入った。どうでもいいんだよね、年齢とか。訊かれたり言ったりする機会もないし。子供の部分も大人の部分もあるし。ついでに性別もいらない。男でもない、女でもない、ただの人間、ただの自分です。


猫背になって、手を使わずに曲がったストローをくわえる。氷が溶けて薄くなったパイナップルジュースをちびちび吸いつつ、窓の外に目をやると、強い日差しの中、スーツを着たサラリーマンがハンカチで額の汗をぬぐいながら、顔をしかめて歩いている。本屋にでも行こうかな、でも外暑そうだな、やだな〜。店の奥のテレビをぼーっと見る。船越英一郎と美保純。暇そうな店主らしき人も、ぼーっとテレビを見ている。平和だな。グラスの結露がつつーと落ちた。これは想像。夏に喫茶店で涼む想像。コロナじゃない世界線で暮らす、嘘の日記を書こうかな。でも今と変わらず引きこもってたらやだな。